【下地の確認】
1. 下地はよく養生した乾燥面とし、凹凸・不陸などのないように仕上がっていることを確認します。
【下地清掃】
1. 下地面及び被着材のゴミ・油分・錆など接着不良の原因となる物を取り除きます。
【発泡プラスチック保温板の加工】
1. 発泡プラスチック保温板にカッターで縦225mm 、横450mm 間隔（図- 1 参照） のスリット加工をします。
【接着剤の塗布】
1. R- 850 （一次用接着剤）を下地面と発泡プラスチック保温板面に、規定のクシ目ゴテを使用して塗り溜りができないように塗布します。（図- 2 参照）
チェック： 塗布位置は、必ず下地面とポリスチレンフォーム保温板面が対応するようにします。
2. R- 850 の指触乾燥後（10 〜20 分）T- 550 を規定のクシ目ゴテを使用して、塗り溜まりができないように所定の位置に塗布します。（図- 3 参照）
3. T- 550 を塗布後すぐに張り付け、ズレや曲りなどがないように手で圧着します。
4. その後さらに当て木をし、ゴムハンマーなどで仕上げ材の中央部から端部へまんべんなく圧着します。
【養 生】
1. 施工完了後、接着剤が硬化するまで（24 時間）は外力を加えないように養生します。
チェック： クロスの施工は1 週間以上養生した後に行なって下さい。
R- 850 を使用する前に、以下の項目に注意して下さい。
● 接着用途以外には絶対に使用しないで下さい。
● 品種の異なる接着剤や溶剤と混合はしないで下さい。
● 5 〜35 ℃の環境で使用・保管して下さい。
● 取扱い場所及び作業箇所は換気頻度を多く行って下さい。
（施工中は窓を開け、施工後も日中は10 日間前後、常に窓を開ける）
● 施工場所により周辺への溶剤臭気の拡散に注意し、必要に応じて周辺住民へ事前に連絡して下さい。
● 引火性があります。使用時、取扱い場所は火気厳禁として下さい。
● 保管・使用時は、「消防法」「労働安全衛生法」などの法令に従って下さい。
● 使用時には、必要に応じて保護眼鏡、保護手袋を着用して下さい。
● 使い残した接着剤は密閉し、場所を定めて保管して下さい。
● 一度開封した接着剤は、できるだけ早く使い切って下さい。
● 直射日光の当たらない屋内に場所を定めて保管して下さい。
● 子供の手の届かない所に保管して下さい。
● 使用中に身体に異常を感じた時には、直ちに使用を止め、換気のよい場所で安静にし、必要に応じて医師の診断を受けて下さい。
● 目に入った場合には、直ちに清水で洗い流した後、医師の診断を受けて下さい。
● 誤って飲み込んだ場合は、直ちに医師の診断を受けて下さい。
● 皮フや衣服に付いた場合は、速やかに洗い落として下さい。
● 使用後や休憩前には、必ず手洗いやウガイを行って下さい。
● 誤飲防止と食品への混入を避けるため、保管場所は、食品と区別して下さい。
● 使用済み容器などは、許可を受けた産業廃棄物処業者に処分を委託して下さい。
● 河川・湖沼・下水道などへ廃棄したり、流入させないで下さい。
● ご不明な点は、当社営業担当にお問い合わせ頂くか製品安全データシート（ＭＳＤＳ ）またはカタログをご参照下さい。
● ご使用になる前には、商品容器の表示事項をよくお読み下さい。
