【下地の確認】
1. 下地材が設計どうりに取り付けられていることを確認します。
2. 下地にタイル張り施工に不都合な大きな不陸や段差がなく、平滑であることを確認します。
【シーリング施工】
1. シーリング施工部分のゴミ・ホコリ・油分など接着不良の原因となるものを取り除きます。
2. 下地材切断面及び他部材との取り合い部は、MK- 475G 専用プライマーMP- 1 で表面処理をします。
チェック: プライマー塗布後30 分以上養生をして下さい。
3. 下地材のジョイント部及び各部材との取り合い部にMK- 475G で防水処理をします。
チェック:
・オープンジョイントなど、必要に応じてバックアップ材を使用して下さい。
・シーリング方法など詳細に関しては、部材メーカーの施工方法に準じて下さい。
【下地の調整】
1. 下地のゴミ・ホコリ・油分など接着不良の原因となるものを取り除きます。
【カートリッジへの装着と塗布】
1. ホルダーにソフトカートリッジを挿入します。
2. ソフトカートリッジ本体にノズルを取り付けます。ノズルを取り付けることにより防湿幕が破れます。
3. カートリッジガンに装てんします。
4. カートリッジのノズル先端を吐出口内径が5mm φぐらいとなるようにカットします。
チェック: 吐出口内径を約5mm φにカットすることにより接着剤の吐出径が8mm φぐらいになります。
5. カートリッジガンに装着し、接着剤を塗布します。
チェック: 使い切った本体はホルダーから取り除き、新しい本体にノズルを取り付け、ホルダーの反対口から挿入します。
【仕上げ材の張り付け】
1. タイルの張り付けに関しては、部材メーカーの施工方法に準じて張り付けます。
チェック: 接着剤の張り付け可能時間は環境により異なります。
【養生】
1. 施工後、接着剤を硬化させるために、夏期は1 日以上、冬期は3 日以上外力が加わらないように養生をします。
【目地詰め】
1. 養生後、部材メーカーの施工方法に準じて目地詰めを行ないます。
MK- 475G を使用する前に以下の項目に注意して下さい。
● 接着・シーリング用途以外には、絶対使用しないで下さい。
● 品種の異なる接着剤と混合しないで下さい。
● 5 ~35 ℃の環境で使用・保管して下さい。
● 取扱い場所及び作業場所は換気頻度を多く行って下さい。
(施工中は窓を開け、施工後も日中は4 ~5 日間、常に窓をあける)
● 可燃性があります。使用時・取扱い場所では火気に注意して下さい。
● 保管・使用時は「消防法」などに従って下さい。
● 接着剤は皮フに触れたり蒸気を吸入すると、健康障害や皮フ障害(カブレ)などを起すことがあります。使用時は保護具を着用して下さい。
● 開缶した接着剤は、できるだけ早く使い切って下さい。
● 直射日光当たらない屋内に場所を定めて保管して下さい。
● 子供の手の届かない所に保管して下さい。
● 使用後や休憩前には、手洗いやウガイを行って下さい。
● 使用中に身体に異常を感じた時は直ちに使用を止め、換気のよい場所で安静にし、必要に応じて医師の診断を受けて下さい。
● 目に入った時は直ちに清水で洗い流した後、医師の診断を受けて下さい。
● 誤って飲み込んだ時は直ちに医師の診断を受けて下さい。
● 皮フや衣服に付いた時は洗い落として下さい。
● 誤飲防止と食品への混入を避けるために、保管場所は食品と区別して下さい。
● 使用済み容器などは、許可を受けた産業廃棄物処理業者へ処分を委託して下さい。
● 河川・湖沼・下水道などへ流入させないで下さい。
● ご不明な点は当社営業担当にお問い合わせ頂くか、製品安全データシート(MSDS )をご参照下さい。
● MK- 475G をご使用になる前には、商品容器の表示事項をよくお読み下さい。